にいがたふる里
さんぽ話


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にいがたふる里さんぽ話
平成5年9月発行
著者  蒲原 宏
発行所 新潟雪書房
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t-nouchiの一押し!
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灯台もと暗し

この本の著者、
蒲原 宏さんは
元ガンセンター新潟病院副院長でもあり
西堀通十番町にあるお寺「蒲原浄光寺」のお方でもあります。
つまり
下町の人なんですよね。ムフフ
平成5年に出版されたこの本は、
平成元年4月から平成4年3月まで
BSNラジオで放送された
ふる里のお話をまとめたものであります。

蒲原先生が歩いて調べ、集めた
下町や新潟島の昔話が満載の一冊です。
この本を読んでいると、まるで蒲原先生と
町歩きをしている様で楽しいんですよね。
普段見逃しがちな町角の碑や、神社、寺院の由来が
事細かく紹介されていて、とても勉強になる一冊です。

実は私、蒲原先生には年に一回大晦日に
必ずお会いしているのですけれど
この本の事知りませんでした。

この本は
平成13年、新潟市の郷土史講座にて
蒲原先生からいただいたモノなんですが、
ううっ!灯台もと暗しでしたねぇ。

これからは年末にお会いするのが楽しみです :−)

私にとって沢村先生の「
新潟の町古老百話」と並ぶ
新潟下町本=バイブルの一つになりました。

また、お話の最後に
「一句」よまれているのも面白いですし、
さし絵のカッパもかわいいです。


さし絵「高橋卯木」さん

漫画家「
高橋留美子」さんのお爺様


現在も書店で手に入るのではないでしょうか?

蒲原先生の著書には他にも

「おはよう吹く医院長でーす」

「こんばんわ吹く医院長でーす」

「新潟こたつ話」

「新潟医学史覚書」

等もあります。要チエック!
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www.najiranet.com
2001
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