新潟の町屋移築計画<その3>





貴重な建物を生かして後世に伝えるために、

心ある方々からの援助を集め、

同校による移築計画を支援したいと思います。

支援を得て移築が実現された場合には、

移築された建物に支援された方々の名前を

墨書で記させていただきます。



また学校施設としての活用とあわせて、一般への公開や

開かれた活用方法も同校として検討していきたいとのこと。

当会としても募金活動を行うとともに、

移築建物の活用方法についても話し合い、アイディアを提供していきたいと

思っています(それに関するご意見、提言も歓迎いたします)。

ぜひとも、ご協力をお願いいたします。




立面・平面図作成:水嶋貴之



町屋は近世の都市での住宅で、間口に比して奥行きが深く、

片側に奥まで突き抜ける土間(通り土間)があり

高窓、坪庭などで内部の採光をとるなど独特の工夫がありました。

新潟町屋も湊町として繁栄した江戸時代に、

形の原形がつくられたと考えられます。

この町屋は間口約4間半(8.5メートル)、奥行き約13間(24メートル)

通り土間沿いに2列に部屋が並ぶ、新潟では中規模の町屋です、

かつて正面に板塀で囲われた庭がありました。

二階の部屋は昭和になっての増改築部分です。






キャリアテクニカ環境情報専門学校

(所在地:新潟市花園1−3−22)

1982年設立の専門学校。

環境系、公務員系、情報ビジネス系の8学科があり、

環境住宅園芸科では民家の保存や再生についても学んでいます。

学生の研修のための施設として、高志の同校所有地には

巻町の民家高橋家や亀田の蔵の2棟がすでに移築保存されています。






新潟市弁天橋通1


校長の五十嵐実さんは『ネイチャーin新潟』(新潟日報事業社)の

著書を持つナチュラリスト、ビオトープの専門家としても知られています。


キャリアテクニカ環境情報専門学校HomePage
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